夫と出会ってから結婚まで ep.2 at the lounge part 1
こんにちは、ぽこです🦤
モーリスにディナー奢ってあげると言われてから数日。
私はふと気づいた。
👩🏻.。oO(これ二人きりのディナーだったら思わせぶりになっちゃうよな)
私は当時、まっっっっったく恋愛関係を欲していませんでした。
仕事して、空き時間には趣味の漫画を描いて. . .ってしてたら、24時間の円グラフのなかに【恋愛】に割く時間がこれっぽっちもない。その上、結婚する気もない。
(当時の結婚観についてはいずれep.0として書きます)
そして乗船してから3週間の間に、『男性と2人で食事(ランチ/ディナー)に行くのは恋愛の始まりと認識される』ことをぽこはすでに学んでいました。
なんでかって?
2回くらいホラーな目にあったからですよ。
ホラーその1~サルヴァトーレの手紙~
ナポリ出身のサルヴァトーレ。地元にうまい寿司屋があるからおしえてあげる、と言われてついて行きました。
この時点ではさ、普通に日本人のクルーに寿司が恋しかろうと思ってお店紹介してくれるのね!と思うじゃん。
帰り際、「奢ってあげるね😘」と言われて初めてちょっとまずいかな?と思ったんですが。
次の日こんなメモを渡されました。
訳: ところで. . .僕のこと、君の“ボーイ”として考えてもいいんだよね. . .?話したいな。チャオ、サルヴァトーレ🙂
ん???
ボーイてボーイフレンド(彼氏)のことか!!!
一回寿司食いに行っただけで?!早くない?!飛躍しすぎじゃない!?
もっとなんかこう、お互いのこと知っていって、告白というプロセスがあって、こういう打診ができるってもんじゃないの???距離感バグってんの???
とにかく丁重にお断りしました。
※そしてこのサルヴァトーレ、後にとんでもない発言をする※
ホラーその2~海の上のピアニスト~
さぁ、前回のホラー体験では寿司に釣られたぽこでした。
今回はですね、ピザに釣られました(学ばないな)
食堂でお昼ご飯を食べようかな~としていたら、船のミュージシャンの中でも花形のピアニストが、「こんな船の不味い飯より、美味しいピザ屋さん知ってるから行こう」と誘ってくれました。
行くでしょ。ナポリといえばピザ🍕でしょ。
そしてやっぱり帰り際、奢ってくれました。嫌な予感がしました。
👩🏻.。oO(まぁでも気のせいだよな。そんな乗船して2週間かそこらで、恋愛フラグがそういくつもたってたまるかよ!)
後日、そのピアニストに声をかけられて振り向くと、手に何かを押し込んできます。
急な出来事にびっくりしていると、ピアニストはそそくさと去っていきました。
私の手に押し込まれたのは、小さなUSBメモリ. . .
キャビンに帰り、恐る恐る、USBメモリをパソコンに挿し、再生ボタンを押します。
. . .ピアノの音が流れてきました。
👩🏻.。oO(えッこれ自分の演奏を録音したやつやん)
いや、素晴らしいんです。演奏は。
でもさ、これって彼氏彼女間でやりとりするレベルなんじゃないの???それとも私の距離感がおかしいのか?????
そしてその後、何度となく食事に誘われましたが、断り続けました。
最終的に、ピアニストは私を無視するようになってしまいました。普通に無視は悲しい. . .
. . .ということがあってから、二人きりで食事に行くのは私の中で赤信号⚫️⚫️🔴でした。
それに、二人きりで行かないって言ったら、モーリスも諦めてくれるかな、とちょっと思っていました。
👩🏻{モーリス。二人では食事に行かないよ。)
🧑🏾🦲{オッケー👌じゃあ適当に人誘うね~)アッサリ
メンタル強し!
こうしてなんかその辺にいた人達をモーリスが誘って、寄港地であるパルマデマヨルカに出かけました。
それからというもの. . .
ぽこがクルーバーに行く度に、偶然モーリスが来たりして、顔を合わせる頻度が高くなっていき、私たちの関係はみるみる発展していきました。
👉🏻👉🏻👉🏻次回予告👉🏻👉🏻👉🏻
思ったより長くなったので、パート1と2にわかれちゃいました!!
さぁ、後半のパート2ではいよいよモーリスに呼び出されます!
月夜の晩、二人でパーティーを抜け出して、モーリスはついにぽこに想いを伝えたのだが. . .!? お楽しみに🤗
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