豪華客船で働く! ep.2 資格を取るの?STCWについて🤔
【つづき】
25歳のぽこは、日本で住んでいたマンションを引き払い、ナポリへ向かいました👜🍕✈️
↓↓Google map Napoli ↓↓
クルーとして乗船するために必要不可欠な資格、STCWを取得するために2週間ここで過ごします。1クラス10名ほど。
ご褒美かな?と思うようなのどかな海辺の街で、直径30cmくらいのピザ🍕が€5で食べられる夢のような場所です。
まぁ太りましたよね。それはもう丸々と...
❓STCWとは❓Standards of Training, Certification and Watchkeepingの略で、船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約を指します。24m以上の船に乗るすべての人にこの訓練を受けることが義務付けられています。
STCWには筆記と実技があり、基本的には海の上で火災🧯や事故💥に遭遇した時、どのように人命を守るのかという事を学びます🧐
授業初日、先生を待ちながら、椅子に座ってペンとノートを取り出してワクワクしていました。新しい環境で新しいことを学ぶのは、心躍りますよね😆
やがて先生が教室に入ってきて、開口一番こう言いました。
先生👨🏼🦳{Buongiorno tutti)
ままままさかのイタリア語😇
イタ語で話し続ける先生...!どうする...!
誰かに英語で説明してもらうしかない...
しかしぽこは対人コミュニケーションに半年くらいのブランクがある...!
とにかく歳の近そうな女の子に話しかけよう!!んで英語喋れるようだったら説明してもらおう!!もうそれしかないッッ!!
決死の覚悟で女の子に話しかけた結果、その子はその後親切にずっと授業内容を教えてくれました(本当にありがとう)
ただ、その子もイタリア訛りがキツすぎて最初は戸惑いました😂
ジェノバ出身のその子は、先生に何度も質問をしていたので、
👩🏻{今何て聞いたの?)
と聞くと
👱🏼♀️{先生のナポリ訛りが酷すぎて何言ってるのかわかんなかったから🙄)
と言っていました🤣
※ちなみに体感で言うとジェノバが標準語だとしたら、ナポリは宮崎弁くらい。※
さらに10人いるクラスメイトのほとんどがナポリ人。先生たちも余すことなくナポリ人。
授業や休み時間も、ナポリ語はイタリア語に翻訳され、さらにイタリア語から英語に翻訳されて私の元に届くという超絶面倒なコミュニケーション回路が必要でした。
🍕🍕🍕
実技はプールでの授業。泳いだりなんだりの他に、
ライフラフト(救命ボート)が転覆した時のひっくり返し方↓や
4mの飛び込み台から飛び込む練習があったり。
(余談ですが、4mからの飛び込みは、飛び込み台の上でぽこが完全にブルっちまってるのを見かねた教官に突き落とされました🙄)
そして、万が一遭難した時の生き残るテクニックも教えてもらいました。
先生👨🏼🦳{遭難中に水が尽きた時はどうすればいいか知っているか?)
生徒🧑🏼🦱{はい!結露を集めます!)
先生👨🏼🦳{違う!もっと手軽に水分補給できるぞ。)
生徒🧑🏼🦱{. . .?)
先生👨🏼🦳{いいか!洋上を漂うと必ず魚がライフラフト内に飛び込んでくる!水がない時は、その魚🐟を絞るのだ!)
魚🐟を絞るのだ!がパワーワードすぎて多分一生忘れることはないでしょう😌
🇮🇹おまけのイタリア訛り豆知識🇮🇹
🍕丁寧にrを全て発音
(Good morning→グッドモルニング)
🍕割とローマ字読み
(Manage→マナージ)
(Allowed→アロウェッド)
🍕語尾しっかりさせがち
(It→イット)
(Please→プリーッズ)
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